習慣化について⑤ ダイエットがなぜ難しいかの話し

だいぶ理屈っぽい話しが続きました。たぶん皆さんからの需要があまりないので、なるべく今日で最後にしたいです笑

 

昨日気付いたことでさらに気付いたことがあります。しつこいかもけど。

昨日ダイエットのこと一例に少し出したけど、それを「習慣化」に絡めて話したいと思う。

 

ダイエットって、成功しても結局リバウンドする場合と、ダイエットを途中で挫折する場合についてがありますよね。

 

いわゆるダイエットって、究極単純な話し食べ過ぎたら太って食べなければ痩せるから食べないようにしようねということですね。

ただその内容が、食べる量だけの話しじゃなくて、メニュー(穀物・野菜・肉とかお菓子とか)だったり食べる時間帯とか健康のこととか色々絡んでしかも諸説あるからとてもややこしくなってるだけ。

 

なので、ここでは単純に食べちゃうのか食べないことができるかで考えます。

「食べない」ということは内から湧き上がる食欲を我慢して抑えることになる。

それを抑えるのは意志の力です。それは自己コントロールの世界で、少食の習慣化はまだ全然関係ありません。

でも反面、そういう人はたくさん食べることが元々「習慣化」されているという側面があります。

すなわち、習慣化というのはその人のAという習慣(食べちゃう)をBという習慣(食べない)にすげ替えるっていうことです。

 

そして意志が誘惑に負けると、途中でダイエットに失敗する。失敗=たくさん食べちゃう=Aという習慣に戻るってこと。

 

だんだん問答みたいになってきましたね。もう少しお付き合いください😅

 

成功しても成功したことに満足してダイエットをやめる場合もあります。それも習慣化と関係なく、やめる=Aという習慣に戻るから一気にリバウンドする。

 

「習慣化の定着」というのは実際はすでに意志が伴ってない状態だから、食べないことが習慣化できた場合のみその後も維持できるってこと。

 

逆に考えると、たくさん食べるという無意識の習慣(=その人にとって努力もなく当たり前にたくさん食べてしまう)が存在している。

  

もともと太っていない人は食べないことが無意識に習慣になっています。体質とかの話しは置いておいて。それは無意識の行動なので完全なる習慣です。

 

結局、習慣化するというのはこれまでの無意識で定着した確固たる習慣をくつがえして新しく塗り替えることなので、やはり簡単ではないのだろうなと思う。

 

それを平気で書き換えができる人はやっぱりすごいなぁとあらためて思ってきた🤓