消費税増税に伴う消費活性化政策として、マイナンバーカードを活用したプレミアムポイントの付与という強力な案がある

一瞬ピンと来ないマイナンバーカードを活用したプレミアムポイントの付与

消費税増税による消費の落ち込みを抑えるための国の政策がいくつかあります。

・軽減税率

・幼児教育無償化

・キャッシュレス決済を利用したポイント還元

のような柱の政策があります。これは来月から始まるということでご存じの方は多いでしょう。


それに加えて現在準備されているものとして、マイナンバーカードを活用したプレミアムポイントの付与という案があります。

実際の実行は現在上記の10月から始まる施策が期限を迎えた後になる予定です。2020年度中頃の予定で準備が進められています。


国版の楽天payみたいなものが始まる

これは簡単に説明すると、paypayやApplePayみたいなことを国がやっちゃうということです。正直びっくりです。

IDは、マイナンバーというすでに国民全員にふられているものを使用します。ある意味で国民全員がもうすでに会員です💦

1億人以上が実質会員ということで民間のポイントサービスとは規模が違います。

システムは、マイキープラットフォームというもう自治体などで運用されているシステムを使います。システム自体はすでに完成されたものです。

マイキープラットフォームとは、例えばANAマイルやdポイントなど元々世の中にある使われずに放っておかれているもったいないポイントを集めて、各自治体や地元の活性化のためにそのポイントを使おうという意図で始められた構想です。


1年後、すでにカード決済やQRコード決済に慣れた国民が使うので、使用のイメージも違和感もあまりなさそう

利用者はマイナンバーカードを使用して、事前に決済=チャージを行います。その際に国からプレミアムポイントが付与されます。現在のところスマホQR決済やコンビニ振込のシステムも開発が進んでいます。

ただ、利用に関しては、現在実店舗との調整含めまだ決まっていないことがたくさんあります。


国や自治体が考えることなので、きっと地元商店街の活性化とかを目的になるべくそこで使わせるような計画になるとは思います。中途半端に終わるかも知れません。

 

でもどうでしょう、国が本気で電子マネーを始める未来を考えると空恐ろしくなりませんか?? 

ポイントが現金そのものになる日も近いのです。