こうなったらマイキープラットホームを使って日本を一種類のポイントで運用すればいいじゃないか

総務省が始めたポイントプログラムの一種でマイキープラットホーム構想というものがある

総務省のHPからの引用です。

マイキープラットフォーム構想とは、マイナンバーカードを活用し、公共施設などの様々な利用者カードを一枚にするとともに、各自治体のボランティアポイントや健康ポイントなどをクラウド化することに併せ、クレジットカードなどのポイントやマイレージを地域経済応援ポイントとして全国各地に導入・合算し、様々な住民の公益的活動の支援と地域の消費拡大につなげることを目的とした事業です。

簡単に説明すると、マイナンバーカードでポイントを管理して、地域や自治体で使いましょうということです。名前は自治体ポイントというなんとも普通なネーミング。


現在日本で発行されているポイントは、クレジットカードで約2,000円億円相当分、JALANAマイルで600億円分・コンビニで500億円相当分と言われています。そのうちの約3割が使われずに放置そして消滅しています。


それってもったいないよね~なんとか地元とか地域の活性化とかに使えないかな~という考えから始まったのがマイキープラットホーム構想です。財源がポイントだから、新たな金脈です。


そして国がそれぞれのポイントを一本化しようっていうことなので、貨幣に近い存在となります。ポイント管理はオンラインのクラウドで一元化されます。


今のところ移行できるのは主にクレジットカード数社のポイント、dポイント・PontaJAL/ANAマイルなどです。これからどんどん増えていく予定です。

 

ただ構想の大きさに比べ、自治体ポイントという名前が表すように、現在は用途が極めて限られています。使える店がほとんど無いのです💦

そのためか僕も2017年から始まっていたことを知りませんでした。

 

自分の使っている三井住友カードのポイントプログラムのポイント移行のページをみてみました。

地味に右下にありました。 ワンコのJPももう少し可愛くしてほしかったです。

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三井住友カードのHP

このシステムですが、2019年10月の消費税増税の景気底上げ対策として狭い用途を広げようという動きが出ています。これには正直期待しています。

スマホのバーコード・QRコード決済や、使用店舗もかなり広がる可能性があります。もしかしたら無敵のJapanPayみたいなのができるかも?知れません。

マイナンバーカードを使うので、個人情報とか筒抜けだよね

ポイントカードはマイナンバーカードになるので、個人の行動が筒抜けになるおそれがあります。その批判が来ることやみんなが恐れて使用しないことを避けるために、マイキーIDというIDを新たに作成して、それと個人番号は紐付けしないようにしました。

でも本気出したら余裕で情報取れそうですね。そんな小手先の防御策風の演出をしなくても、それがあまり意味のないことだって言うことは多分国民は気付いています。

それならもういっそのこと逆に全て個人番号で運用してもらって全て把握されてもいいんじゃないかなと思いませんか。

今は国民があらゆる個人情報を取られることに慣れすぎてきて、仮に全部把握されても実際の運用はそれほど抵抗なく行われるような気がしますけど。

新しい貨幣が創出されたほうがかえって国民が豊かになるきっかけになると思います。